CORDUROY R-BENCH BC-017

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BRUNO ARMREST DINING CHAIR-004のベンチタイプ。

ただ“座るため”の家具ではなく、
空間に物語と重みを加える“カルチャーのピース”。

張地には、懐かしさを感じさせる太畝コーデュロイ。
70年代の空気を纏ったようなヴィンテージ感と、しっとりとした肌ざわり。
まるで長年連れ添ったレコードジャケットのように、日々褪せて、味わいを増していきます。

大きく削り出された無垢檜のアームは、触れるたびに手に馴染み、
経年とともに艶と深みを湛えていく。それは、“使い込むことで完成する”という、クラフトマンシップの思想そのもの。

徹底的に追求された背もたれ角度とR。
何台もの試作を重ねて辿り着いたこのフォルムは、見た目の重厚さとは裏腹に、長時間でも身体をやさしく包み込むような設計がなされています。

脚部には太めの20mm黒皮鉄パイプを使用。削ぎ落とされた直線美と、無骨な素材感が共鳴し、空間に“芯”を通すような存在感を放ちます。

座面には3層構造の高密度国産ウレタンを贅沢に。
へたりにくく、時間が経っても変わらない弾力と包容力。
使うほどに、“戻ってきたくなる場所”になるはずです。

INDUSTRIALBRANCHのテーブルと組み合わせれば、
空間そのものがレコードのように回りはじめる。
懐かしくも新しい、静かに響くカルチャーの一節として。

このベンチは、家具である前に、“時間と美意識を共有する仲間”。
ただ置くだけで、空間に思想が宿ります。