KIND LEATHER BENCH BC-015

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(天然物になりますので、革のシワや濃淡お色の深みには個体差があります。お色について、掲載写真より納品当初は明るめですが、使い込む程に色が深く飴色に変化します。また革用のクリームやWaxを馴染ませることで艶感が増し徐々に飴色に変化します。是非育てて経年変化を愉しんでください。)

「削ぎ落とされた構造に、詩を宿す。」

スラリと伸びる鉄のフレーム。
その静かな力強さを支えるのは、
インダストリアルな中段収納と、牛革で縛りつけた渋みのあるクッション。

まるでアートピースのようなこのベンチは、
どこを切り取っても絵になる造形美を持ち、
空間に確かな“思想”を加えてくれます。

クッションを固定するのは、ミシンで丁寧に仕立てた布地と、手結びの革紐。
それをほどけば、潔い木製ベンチとしての姿に。
気分や空間に合わせて使い分けられる2WAY仕様は、
機能性と遊び心が絶妙に共存した、INDUSTRIALBRANCHらしいアプローチ。

革にはあえて、原皮のシワやシミ、傷を隠さずそのまま残す。
それらは欠点ではなく、生きてきた証。
使い込むほどに艶と味わいが深まり、
まるで育てるように楽しめる、そんな“時間と共鳴する家具”です。

ベンチ下に設けた中段収納には、お気に入りの雑誌や読みかけの本、
あるいは散らばりがちなリモコンやティッシュなどをラフに放り込めば、
空間が自然と整い、無骨さの中に“生活のリズム”が宿る。

座面には、高密度の国産ウレタンを惜しみなく使用。
横幅にも余裕を持たせ、身体をふわりと受け止めるような座り心地は、
長時間座っていても驚くほど快適。
クラフトと実用が、静かに溶け合っています。

INDUSTRIALBRANCHの無垢材テーブルと合わせれば、
空間はまるで静かなギャラリーのように、深みを帯びていく。

これは、装飾ではなく“空間を語る道具”。
クラフトの美学と日常のリアリティが交差する、唯一無二の本格ベンチです。