OSMOND BENCH BC-014

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「70年代の色を、今の空間に。」

あの頃のロック、自由、混沌と調和。そんな70年代のサイケデリックカルチャーに着想を得た、色気と深みを宿す一脚。

大胆でカラフルなファブリックは、差し色としての主張を超えて、
空間に“遊び心”と“温度”をもたらすアクセント。
暮らしの中に小さな反骨精神と、美意識を差し込むデザイン。

アームレストは、丁寧に削り出された無垢檜。
手を置けば滑らかさと木の温もりが伝わり、時間をかけて育てていくほどに、艶と味が重なってゆく。まるで、自分だけの愛用品になるような、深い手触りの記憶が刻まれます。

フレームには、ざらつきを残した黒皮鉄。
無骨でいながら、すっと伸びるラインはどこか軽やかで、
空間に程よい緊張と静けさを添えます。

座面は、職人の手によってひとつひとつ丁寧に縫製されたもの。
中には高密度の国産ウレタンを敷き詰め、
見た目のラフさとは裏腹に、長時間座っても包まれるような座り心地を実現。

鉄の質感、檜の渋み、ナチュラルなクッションの風合い。
すべてがINDUSTRIALBRANCHの無垢テーブルと呼応しあい、
空間にカルチャーの奥行きと、静かな思想をもたらす。

これは、“派手”ではなく“深い”主張。
時と共に変化を重ね、暮らしに馴染みながら個性を深めていく、
カルチャーを纏ったクラフトの結晶です。