BRUNO ARMREST CHAIR-004

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「肘掛けに、余白と粋を。」

浮くように伸びたアームレストは、まるで禅寺の縁側のように静かで品がある。
構造の一部でありながら、空間に“余白”をつくり、座るという行為に解放感を与えてくれる。

足元がフリーになることで、自然と足を組み、横を向き、会話に身を委ねられる。
椅子に合わせて姿勢を正すのではなく、自分のペースで“居られる”それがこのチェアの美学。

背もたれの角度、R、座面幅。
すべては“心地よさ”のために設計されたディテール。
それらを支えるのは、高密度の国産ウレタンと、手仕事で仕立てられたクッションの懐深さ。長時間座っても疲れ知らず。

肘掛けの削り出しも、職人の指先が語るこだわり。
手を置いた瞬間に、滑らかな触感が心をほどき、
使い込むほどに味が染みつく、それはまるで、相棒のような存在になるということ。

鉄の骨組みはすべて手作業。
切り出し、溶接、仕上げまで、無機質な鉄が人の手で“詩”になる工程を経て生まれる。そのプロセスには、工業製品にはない温度が宿っている。

INDUSTRIALBRANCHの無垢テーブルと組み合わせれば、
静かに主張し、カルチャーを語りはじめる。

それは、暮らしに思想と粋を添えるための一脚。
あなたの空間にも、この余白と美意識を。