BLUESY IRON RACK SH-054

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WIRE IRON RACK｜渋さが滲む“余白”の棚

履き潰したブーツ、色落ちしたデニム、レコードの埃。
そんな“味”を愛する大人たちのために、金網の渋みを纏ったアイアンラックを仕立てた。

使い古したような風合いの金属フレームに、しっとりと枯れた檜材。
ブルースやジャズのように、時間とともに深く響いてくる素材感。
溶接の研磨跡は隠さずに見せる、傷もまた、誇るべきディテール。

フレームは、鉄を切り出すところから一貫して手作業。
作り手の手の熱がそのまま残るような、工業とクラフトが交差する仕立て。
無骨で攻撃的なのに、どこか哀愁のある質感は、まるでストリートで育ったビートメイカーのよう。

棚板は可動式。置くモノに合わせてレイアウトも変幻自在。
雑貨、オブジェ、ギア、ZINE、アンプ、“暮らし”ではなく、“生き方”を陳列する棚。

乱雑でも絵になる。無造作が似合う。それは、カルチャーを知ってる男の棚だ。
リビングにも、アトリエにも、ガレージにも。
思想を持った空間に、静かに鋲を打つような存在感を。

INDUSTRIALBRANCHがつくるのは、ただの収納じゃない。
個性と記憶を、剥き出しのまま並べられる“余白の器”。