GARAGE DINING CHAIR-012

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「無骨と余白のあいだに。」

鉄格子、それは都市の裏路地、ブルースのベースライン、擦れた革ジャン。
この椅子は、そんな“カルチャーの残り香”を背負って佇む本格派。
その名も、GARAGE。

背面を貫くハードな鉄格子は、ただの構造ではない。
空間に一本、背骨を通すような存在感。
ラフでヴィンテージなムードを一気に引き上げ、静かに主張する美意識を宿します。

背もたれにオプションで添える専用クッションは、アートのような“スパイス”。
このオプションが、使い手の美学にそっと寄り添い、
椅子というプロダクトに“表情”という余白を与えます。

座面は、牛革の紐でクッションを縛りつける独自構造。
インダストリアルにしてクラフト。ラフにして緻密。
それはまるで、ストリートカルチャーの一断面。
革紐を外せば、ウッドチェアとして素朴な顔も見せる2WAY仕様。

裏面のファスナーで、クッションの洗濯もスマートに。
縫製は、ミシンで一針ずつ丁寧に。
座面には高密度国産ウレタンを惜しみなく使用。
ゆったりとした幅で、長時間でも疲れにくい至福の座り心地を実現。

鉄の骨組みは、すべて職人の手によるもの。
一枚ずつ切り出された鉄が、火花とともに繋がれていく
それは家具づくりというより、彫刻に近い所作。

INDUSTRIALBRANCHの無垢テーブルと合わせれば、
まるでガレージの奥にあるアトリエのように、空間に魂が宿る。

ただの椅子ではなく
これは、暮らしに“思想”を置くための一脚。