S-4LEG EXPAND TB-071

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無骨と美意識が共存する“静かな熱”

一見、シンプルな四本脚。

でも、その姿から伝わるのは、“ただの家具じゃない”という確かな気配。
素材が語り、ディテールが滲ませる職人の美意識が、空間に静かな熱を灯します。

ざらついた鉄、研磨跡、古びたメッシュ金網。
誰もが見過ごしてしまいそうな素材の“粗さ”を、味わいへと昇華。
中段収納は、「鉄でも見たい」という声から誕生した進化形。
実用性だけでなく、暮らしに“文化”を添える仕掛けです。

鉄脚は太すぎず、細すぎず。
潔い40mm角のバランス感覚が、全体に凛とした印象を与えます。
このミニマルな造形の中に、都市の空気感、過去のカルチャーが滲む。

全てゼロからの手加工仕上げ。
機械的な量産にはない、“人の手”の痕跡が、そのまま表情となって現れています。
重厚感と風格は、決して演出ではなく、時間と労力が生んだ“本物”の証。

真鍮銘板には、一桁ずつハンマーで打ち込まれたシリアルナンバー。
そこに宿るのは、モノづくりへの敬意と、使い手との時間を刻む覚悟。
使い込むほどに酸化し、変化してゆく真鍮の色味は、まるで一本のフィルムのように、“暮らし”を記録していきます。

普遍的でありながら、どこかアートピースのようでもある。
シンプルでありながら、強烈な個性を放つこのテーブルは、
こだわりを空間に託したい人のための、カルチャーそのもの。

本物の質感を求める人へ。

長く使うことでしか出せない“深み”を、ぜひこの一台で。